完全分離型でストレスフリーな同居生活

我が家は大分市で完全分離型の新築一戸建ての二世帯住宅です。夫とは倉敷市の墓地で出会った私(妻)側の両親と同居しております。父親の定年退職を機に実家を引き払い、同居することを決めました。地震に強い家にするために、土地選びの際には地盤の強いところを探し、耐震等級3になるよう設計をお願いしました。間取りで一番良かった点はお互いのリビングを2枚扉の引戸で繋いだことです。基本的にはそれぞれのスペースで生活し、親戚が集まる時やクリスマス、誕生日会などのイベント時には扉を開放し1つの大きなリビングとして活用することができます。日中は子供が行き来するので開けっ放しにしていますが、夜には扉を閉めてそれぞれのプライベート空間として過ごします。扉を閉めてしまえば完全に独立した空間になりますので、来客時にも気をつかうことなく過ごすことができます。家づくりの際には必ず全員で打ち合わせに参加し、それぞれの想いを伝え合うよう努力しました。その結果、同居を開始してから間取りや住み心地について不満を持っている人はいません。主人はマスオさん状態ですが、プライベートな空間をしっかり確保できているのでリラックスして過ごせています。お互いに持ちつ持たれつ、近すぎず遠すぎない適度な距離感がある快適な生活が可能となりました。