立地条件が良い土地でも落とし穴がある

立地条件が良い土地は即購入して他の人に取られないようにしたいものですが、ここにも落とし穴があります。一見良いように見えても、その地面の下の状態はわからないですよね。だから家やマンション、収益物件などを建てる場合には念入りに地盤調査をし、必要があれば地盤改良をします。この地盤改良、高いと1000万円かかる場合もあります。そのため、いくら良い立地条件であっても諦めた方が良いと判断する人もいます。
ネットでは、鉄骨の3階建てを建てるハウスメーカーの場合、地盤改良はほぼ必須であるということが言われていますが、実際のところはその土地を選んでみなければわかりません。ネットで得られる具体的金額はその人の場合に限った話であり、参考程度に考えておくのが良いと思います。
土地の状態に関しては調べてみてからわかることから、多少運任せになります。その土地が以前は田んぼでなかったなど、郷土史を調べることで少しは予測できることもあるかもしれません。

交通の便が良い土地選びの注意点

家は住んでみれば慣れてしまうものですが、それでも慣れないようなことがあればよっぽどの失敗になります。その例として挙げられるのが、外の音がうるさいということです。
ご近所は選べないと言いますが、音と言ってもせいぜい子どもの声などの生活音です。より大きな音になるのは、選んだ土地の前が車の通りが多い大きな道であったり、最寄り駅に近いことを魅力に感じて選んだ線路に近いところです。
この場合、やはり立地条件としては交通に便利ではあるので、できれば場所は変えたくないはずです。ではどうすれば睡眠を妨害されずに済むのか。答えは家の外壁材の防音性を強くすることです。どうしても土地を譲りたくない場合、どのハウスメーカーがより防音性に気を使っているのだろうと気にしてみてください。外壁材だけでなく、窓が複層ガラスになっているかも見どころです。ここがしっかりしていれば、そのその技術力で希望の土地を諦める必要はなくなるでしょう。不動産投資の土地選びでも同様です。